初秋の小諸Ⅲ

小諸のお宿は中棚荘という島崎藤村にゆかりの温泉宿にしました。

玄関前に活けられていた花。　美しい。

趣のある温泉宿です。

お湯も柔らかく気持ちのいいものでした。驚いたのは脱衣所が畳敷きで、かつ湯殿との間に仕切りがないこと。

開放的？　一体感？　不思議な感じでした

裏庭では合鴨やが飼われています。　この子たちは温泉に入っています

温かく過ごして、のえさまで食べて、ふっくら美味しそう。。。鴨南そば。。。(ﾟ▽ﾟ*)

　　　　　



中棚荘の向かい側の小高い森の中に、小諸義塾の塾長であった木村熊二の書斎である水明楼があります。

小諸義塾の国語と英語の先生だった島崎藤村も足しげく通い、夜遅くまで語り合ったそうですよ。

一日中無料開放されてます。早朝散歩の帰りの時間にも入れましたもん。大らか

中棚荘のラウンジには藤村の次男が描いた藤村の肖像画がかけられ、関連する書物もたくさん置いてあります。

薪ストーブの温かい炎にあたりながら読書三昧もいいかも～

　　

ということで私が秋の夜長のお伴に選んだのは。。。

　「初恋の湯殺人事件」（吉村達也）

中棚荘の初恋りんご湯が舞台に、女将も実名登場とフロントのお姉さんが貸して下さって、読み始めたら気になるじゃないですか

もう作戦だなぁ～、まんまとはまってご購入。

帰りのの中、飲みながら中棚荘を思い出しつつ読み進めました

昨日、中棚荘からお葉書が届いていました。また行きたくなりました♡

　　　　　　　　　　　　　　懐古園の巨樹

これにて初秋の小諸記事　完了です。　読んでくださってありがとうございます